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2020/08/26

Withコロナ時代のコンサルタントに求められるもの

こんにちは。
リベラルコンサルティング協議会の須田です。

20年前、私はある会社を立ち上げ中でした。

渋谷にオフィスをかまえ、従業員を雇い、
いくつかの事業を起こしていました。

私は人材業界の出身ですので、人材紹介事業と、
臨床系のカウンセリング事業を担当していました。

その中で売上をひっぱっていたのは「コーディネーター塾」でした。

「オーダーがあっても人が決まらない・・・」
「決まったスタッフが理由もなく辞めてしまう・・・」

そんな人材会社の悩みを解決する「コーディネーター塾」は、
私が25年間現場で得たノウハウ、特に失敗から学んだものをまとめたものでした。

当時派遣業界は花咲かり。
少ない資本で事業を立ち上げられるので、
ノウハウなく始める人が多く。

そんななかで、現場のノウハウ満載の塾はヒットし、
忙しく全国飛び回ってセミナーをしていました。

そんなときメンバーが私にいいます。
「コーディネーター塾って、eラーニングにしたらいいんじゃない?
きっと多くの人がみて、儲かるよ・・・」

彼はWEBチームでアフィリエイトをつかって広告する部門の人で、
オンラインにたけているのです。

確かにリアルだけでは限界があり、オンラインにすることに魅力を感じました。
しかし、リアルでないと伝わらない…と私は感じ、
最終的にその申し出を断りました。

WEBでティーチングをして説明はできるのだろう。

でもコーディネーター塾はその人、その人材会社のオーダーの質にあわせて話を変え、
現場ですぐに役立つ手法を教えるもの。

体系だてることは重要だけど、金太郎飴のようなものはコーディネーター塾ではない!!

思えばあのとき、作っていれば、時代の最先端をいけたのかもしれません。

そんな私が一昨年から検定対策のeラーニングを作り、
昨年からYoutubeで、「まりこの部屋」
というキャリアコンサルティングの啓蒙の番組を作っています。

秋からは「わたしのキャリアセンター」という学生向け番組を配信する予定です。

大きな変化です。
昔の仲間にあったら「だから言ったじゃん!!」って、怒られるでしょう(笑)

でも新しいことをやるのは遅すぎたらだめですが、
早すぎてもだめなのはベンチャーキャピタルの人材会社で見てきたこと。

中身以上に、旬の見極めが大事なんです。

私が思うに、「リベラルアーツ」は間違いなく旬を迎えます。

だから、リベラルコンサルティング協議会は続けなくてはならないのだと、
私は思っています。