事例は現場で起こっている!!その3

こんにちは。
リベラルコンサルティング協議会の須田です。

私は音楽大学で、招聘キャリアカウンセラーとして、
音楽の教員やキャリアセンターと連携して、
音大生のキャリア支援を行っています。

出会いは5年くらい前になるでしょうか?

臨床心理士の先生が私のセミナーを聴いてくださり、
「音大生には未来を聴けるカウンセラーが必要」と考え、
道を開いてくださいました。

スタート当初、音大生のキャリアは、私にはまったく未知の世界でした。

しかし、カウンセリングを続けるうちに、
ある大学生との共通点があることに気が付きました。

直近の美大生の支援に酷似していたのです。

音大生は卒業後、多くの人はさらなる高みを求めて留学や進学、
またはピアノの先生など、音楽と関わる生き方をしていきます。

中には、経済的な事情や、自分の人生を音楽だけで終わりにしたくない!
という思いで、一般の就職を志す人もいます。

しかし、音大には一般就職の情報もノウハウも少なく、
授業やレッスンをしながらの就職活動は本当に大変なのです。

意を決して町のグループディスカッションセミナーに参加すると、
一般大学の学生に押されて、劣等感の塊になって私のところにきます。

私はまず話をじっくり聴きます。
安易に励ましたり、教えたりしません。

それは逆効果だからです。

代わって、
「あなたのこと、教えて?あなたの楽器のこと教えて?」
と話します。

すると、素晴らしいリソースがたくさん出てきます。

音大生は努力の塊です。
5歳から毎日5時間、自分を信じて、
しかし、自分の下手さ加減と向き合いながら戦ってきた人たちです。

ピアノの先生を3回変えても猫ふんじゃったしか弾けない私にとって、
尊敬の対象です(笑)

話をじっくり聴くことで、ダイヤの原石が光りだします。
観察力、コミュ力、リスクヘッジ、体調管理、根性、やりぬく力、
などなど・・・沢山リソースが見えてきます。

これらの力を欲しがらない企業が果たしてあるのでしょうか?
一般企業にも音大生は即戦力なのです。

先日、大手生保の人事からこのようなことを聴きました。
「須田さん、うちは音大生と体育大生しかとらないのよ、なぜだかわかる?
 商品説明がうまいからよ。小さいときから1つのことを続け、
 習うことを続け、だから習う人の気持ちがよくわかるのよ」

なるほど・・・。
現場は面白い!!そう感じて、今日も越境キャリコンを続けています。

ではまた次回!!

あなたは何の専門家?

こんにちは。
リベラルコンサルティング協議会の森田です。

皆様、「ミラサポ」ってご存知ですか?

中小企業庁の運営する中小企業・小規模事業者のサポートサイトで、
専門家が登録されていて、経営者は無料でサポートを受けられます。
https://www.mirasapo.jp/

専門家は国から謝金を受け取る仕組みです。

なので、この専門家派遣制度をドアノックにして、
企業の顧客開拓することが可能になります。

ここでいう専門家の定義は、「◯◯の専門家です」と自薦できればいいので、
税理士や社会保険労務士、中小企業診断士などといった士業でなくても、
キャリアコンサルタント含む各種コンサルも専門家として登録できるんですね。

企業領域で活躍したい方には、公的な専門家として認められている、
ということが信頼性アップ、ブランド力アップにもつながると思います。

ただ、ミラサポ等の専門家派遣制度(他に中小企業活力向上プロジェクトNEXT等)
の専門家登録って人脈がないと結構難しく。
というより、紹介がないとかなり厳しい。

なので、公的機関に登録してブランド力アップしたいと目論んでいた私としては、
どうやって紹介を貰おうか、紹介してくれる人を探そうかと考えていたものです。

そんなとき、ミラサポ専門家登録の審査会というものを、
知人の中小企業診断士たちが内々で行っていることを知りまして。
早速参加してきました。

結論からいうと無事に専門家登録できる段取りとなりましたが、
その審査会での審査基準、いわゆるお題がですね。

「1分間自己紹介」

というものでした。

自分は何の専門家で、中小企業・小規模事業者に何を提供できるのか?
企業領域で活躍する専門家として、どんな会社に貢献できるのか?

それを1分間で審査員にアピールする、というものでした。

自己紹介というのはとても大事なもので、それに付随する名刺作成と合わせて、
専門のコンサルがいるくらいです。

なぜならば、自分の価値を伝えることは、
相手に興味を持って貰うためにも、
相手から信頼を得るためにも、
相手にぜひお願いしたいと言われるためにも、
とても大切なことだからです。

タイトルにあるように、何の専門家か普段から言えるように考えておくことが重要です。
・相手の興味を引くフレーズ
・あなたの仕事概要
・あなたがなぜ選ばれるのかの理由

ちなみに、審査会での私の1分間自己紹介でのキャッチフレーズは、

「資金がない中小企業でもお金をかけずに理想の人材を採用できる、
 その名も【0円採用術】を提供している採用支援コンサルタントです」

9月に中野区産業振興センターで【0円採用術】セミナーを行いますが、
採用支援にご興味ある方がいれば協議会でも開催しようと思います。

「あなたは何の専門家?」

事例は現場で起こっている!!の続き

こんにちは。
リベラルコンサルティング協議会の須田です。

今の時期に企業を回ると、オリンピックで交通機関やその他影響があるので、
例年7、8月の研修を9月にやりたい。
そう言われることが多く、9月は忙しくなりそうです。

皆さまの現場はいかがですか?

さて今回も、現場の事例を取り上げて、リアルな話をしたいと思います。
前回の続きになりますが音楽大学でのキャリアコンサルティングの事例をお話しします。

私がこの大学に招聘されて、招聘キャリアカウンセラーになったのは5年前。

きっかけは臨床心理士の先生が私のセミナーを聞いてくださり、
音大生には未来を聴くキャリアカウンセラーが必要だとおっしゃってくださったことでした。

そうなんです。
過去を分析するだけではなく、ミライを想像する事はなかなか一人ではできないのです。

そこから5年。
ビオラの奏者の先生と、キャリア支援課のカウンセラーと連動しながら、
キャリアコンサルティングを行っています。

ある日のこと。
ピアニストが泣きながら、私の部屋を訪れました。

彼女は3年生。
ピアニストになるのではなく、一般企業に就職し、安定して働き、
親に恩返しをしたいと考えていました。

そこで早めに就活に動き、他の大学で行われたグループディスカッションセミナーに参加したのです。
お題は「学生と社会人はどう違うか?」。

そこで彼女は他大学生にこう言われたそうです。

「音大生なんて、好きなことをやってきただけだろう?
 社会に出たら、好きなことなんてやれない。やるべき事をやるんだ。
 だからいままでやってきたことなんて、役には立たない!」

彼女は言い返すことができず、その後はまったく発言できなかったそうです。

悔しいというより、「確かにそうだな」と思い、
そうなると自分に自信が持てず、学校に戻り、
ピアニストを目指してキラキラ生きている仲間を見て、益々自信がなくなった。

眠れない、食べれないが続き、
心理士の相談を受けたら、私の事を聴き、半ば絶望しながら来てくれたわけです。

私はこう思いました。
音大生はここまで半端でない努力をしてきた。5歳から毎日5時間の練習。
それを乗り越えた人がここにいる。
彼らの忍耐力や自分の明日を信じる力は必ず社会に出て生きるはず。

そこでこう学生に言いました。
「そうなんだね、でも彼はここまで1つでも努力して続いたことありますか?
って、今度あったら聞いてみたら?音大生はミライに向いて、あきらめずにここまで来て、
そしてその結果観察力やチームワークを身につけた。
そういう力が社会に役立たないことなんて、あるのかしら?」

その後、ワークショップで「音大生が音楽から得たものは何か?」というワークをしましたら、
すごく沢山のチカラが視覚化できました。
それ以降、音大生のキャリアデザインや自己分析で必ずこの事例を話しています。

学生の体験から、私たちキャリアコンサルタントが学ぶことはたくさんあります。
現場はそんなことを多く教えてくれるので、
昨日と今日のカウンセリングが同じなんてことは一度もないというのが私の実感です。

毎日寒いですが、春は近い!!そんなことを思って、頑張っていきたいと思います。

目標設定のやり方と達成のコツ

こんにちは。
リベラルコンサルティング協議会の森田です。

さて、年明けという区切りが1ヶ月前にあったわけですが、
皆様はもう2020年の目標は立てられたでしょうか。

キャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングしかり、
中小企業診断士による経営コンサルティングしかり、
避けて通れないのが目標設定です。コーチングでもそうですね。

自分はどうなりたいのか?何を達成したいのか?

自分自身が日頃から実践していなければ、実のあるコンサルティングは難しいでしょう。
となると、この年明けのタイミングこそ、実践のいいタイミングですね。

原田メソッドで有名な原田隆史氏曰く、
メンタルトレーニングの世界では、目標やゴールは4行で書きます。

1行目、「私は」
2行目、「何年何月何日までに」
3行目、「◯◯◯◯を達成します」
4行目、「ありがとう」

順に解説しますね。

1行目で「私は」と書くと、覚悟が決まります。
私事と脳も認識します。

2行目で「何年何月何日までに」と日付を入れると、イメージが具体的に見えます。
ここでは新年の目標ですから、最長1年、できれば3ヶ月後とか近いといいですね。

3行目で「◯◯◯◯を達成します」と明確にしておくと、結果を客観的に判断できます。
周囲の人も手助けしてくれたり、応援や支援を貰うこともできます。

4行目で「ありがとう」と感謝の気持ちが湧いていると、達成した気分を味わえます。
そして、さらに周囲の人から助けて貰えたり、励ましを貰えるでしょう。

ただ、これだけだとちょっと味気ないですね。

ここはキャリアコンサルタントらしく、感情を大事にしたいところなので、
わくわくする前向きな感情表現を入れてみましょう。

わくわくとは、目標達成したときに感じられる自分の気持ちや感情と、
他者や社会への貢献です。

例えば、
「私は、2020年12月31日までに売上1,000万達成します。ありがとう」
「私は、2020年12月31日までに売上1,000万達成し、クライエントが思い描いたキャリアを歩め、
自分の仕事に対する誇りに満ち溢れています。ありがとう」

後者の方が、より応援したくなりますよね。
また、込められた感情がハッキリしていると、自分のモチベーションを高めやすいです。

で、こうやって目標を設定したら、次にやることが、
周りに公開する、です。

メルマガでも、ブログでも、Facebookでも、口頭でも、何でも良いです。
たくさんの人に公言しましょう。
私たち人間は怠け者ですから、自分を追い込み仲間から応援も貰うためにも、
大きな声で言ってしまいましょう。
それが設定した目標を達成するコツです。

なので、私の2020年の目標をここに明言しておきます。

「私は、2020年12月31日までに紙媒体での商業出版を達成し、
キャリアコンサルタントの認知向上と協議会の会員増に貢献して、
長年の夢を叶えた達成感を味わっています。ありがとう」

リベラルアーツとプランニング

こんにちは。
リベラルコンサルティング協議会の矢萩です。

さて、2020年の計画はもう立てられたでしょうか。

コンサルティングをする際に避けては通れないのがプランニングです。
当然、自分自身が日頃から実践していなければ、実のあるコンサルティングは難しいでしょう。

今回はプランニングについて考えてみます。

あまり細かくスケジュールを立てることに向いていない人や組織もあります。
また、長期に渡る計画を早く立てすぎることにも向いていない場合もあります。

詳細にスケジューリングすれば、考えることは減りますが、
機械的・作業的な働き方になりがちで、余白が少なくなってしまいます。

また、長期計画は、方向転換の自由度が減ってしまい、時流に取り残されてしまう恐れがあります。

インフラの変化や、それに伴う世代による価値観の変化が速度を増している現在において、
そのような「昭和型」「平成型」の働き方が通用する業界はどんどん減っていくと考えられます。

そこで最近話題になっているのが「ティール組織」や、
IT業界で浸透しつつある「アジャイル」等の働き方ですが、
これらは、いかに計画を柔軟に立てることができるかが鍵になります。

簡単に説明すると、
リアルタイムで目的や方法を調整しながら計画を進めていく、
「メンバーを信頼して、走りながら考える」
といったプロジェクトの回し方です。

契約型の業務提携やアウトソーシングではなかなかに難しい方法ですが、
まさに時代に即した「令和型」の働き方モデルの一つだと言えそうです。

ではそれらの働き方で重要な視点は何かというと、
やはり、

「リベラルアーツ」

ということになります。

仕事や働き方を自由にしていくためには、
当然言語を中心としたコミュニケーションが必要になります。

リベラルアーツを構成するおよそ半分は言語的な教養や知識技術です。

ルールや仕様の調整・変更も然りで、言語的な合理性が問われます。
全てのステークホルダーとの合意形成をしながら進めていくためには、
起点となる信頼だけでは足りません。

継続して情報をやり取りする中でプロジェクトと共に、
信頼関係もアップデートしていく視点が重要です。

そのための素養と言えるものの総体がまさにリベラルアーツだとも言えます。

つまり、リベラルアーツと効果的なプランニングは両輪となります。

もちろん、コンサルタント側に教養があることは必須ですが、
クライアントの組織自体がどの程度柔軟な計画に適合できるリベラルアーツを持ち合わせているかを測ることも必要です。
それによってその組織で効果を出せるプランは変わってきます。

そのような「目利き」がこれからのコンサルタントの武器になります。
そのためにもまずは自らのリベラルアーツを日々アップデートしていく姿勢と方法が鍵になります。

リベラルコンサルティング協議会は、
そのような直近の未来を見据えて、
みなさんと一緒に新しいコンサルティングを開拓していければと考えております。

事例は現場で起こっている!!

こんにちは。
リベラルコンサルティング協議会の須田です。

冒頭から、またしても賛否両論になりそうなのですが、
私はロープレを評価していません。無駄とは言いませんが。

確かに試験に受かるまでは大事。
なぜなら試験の相手は演じているわけですし、
試験は必ずインテイク、初回面談と決まっているから。

でも現場は、目の前にいるのは心が動いている生身の人。

直前に大切な人を亡くしたかもしれない。
夢破れてここにきたのかもしれない。

だから面談は想定外の連続。
傾聴→見立て→方策の実行、とシステマチックにはいかないのです。

ですから日々の現場では、クライアントから学び、
自分のやり方を過信せず他のやり方はなかったのか?
クライアントにどのような効果があったのかを、
とても大事にしています。

2019年、私が越境キャリコンをした現場は、

まず1月に、ロボコンによく出るIT系の高等専門学校。
男子が多くまだ10代です。

彼らはとても元気でITに詳しいけど、世の中は全く知りませんでした。
社会の話を私がすると、目をまん丸くして聴きます。
代わりにロボットの話を教えてもらいました(笑)
未来はアンビリバボー!!

それから栄養士の学校。
ここの生徒は18歳から60歳までのため、キャリアといっても一律の話ができません。

高校を出て栄養士を目指す人、他の仕事からのキャリアチェンジ等々。
従ってテキスト説明を途中でやめて、栄養士の仕事研究や、現場の種類、
メリット・デメリットを一緒に考えました。

そして、失われた20年の非正規世代と中堅企業との交流会。
まず求職者を集めて働くことを考えてもらい、
来てくださる企業のメリットを研究していきます。

興味をもっていただくのが大事ですが、
彼らからは、メーカーもIT企業も、みな同じに見えます。

ですので、同日の昼休み。
登壇企業の人事を集めて、雇用市場の話と、
ヤング世代の心のつかみ方を話します。

このように、双方のモチベーションをあげたところで、出会わせます。
私はここからはでしゃばらずに、双方の様子をハラハラしながら、
会場の片隅で見ます。

時々求職者が質問に困り、私の方を見ます。
私はテレパシーを使って、
「大丈夫!聴きたいことを聴こうよ!!」
と伝えると、不思議に求職者は息を大きく吸って、
自分の言葉ではなし始めるのです。

まるで父兄参観・・・。
子供のいない私は、この瞬間をこの上なく幸せに感じます。

次に経済大学でセミナー。
理論的なので、受け狙いの授業でなく、論理的に、
かつ事実を入れながら話すと、すごくメモをとりながら真剣に聞いてくれます。

締めは音大。
・・・音大の話は盛り沢山なので、次回にお話ししたいと思います。

1月だけで、このような現場を体験しました。
そのケースが引き出しとなり、キャリアコンサルタントの実践の指導に
生きています。

2019年は出会いの年でした。
2020年はもっともっと、みなさんに近づいてお仕事をしたいです。

視点を変えて、フレームを変える

こんにちは。
リベラルコンサルティング協議会の森田です。

師走になると、ただでさえ速い月日の流れが加速したかのように感じますね。
そのような中、今年の締めくくり、振り返りをされているのではないかと思います。

といった師走よりちょっと前、11月のことですが、
こんなニュースが日本経済新聞に載りました。

厚労省、中高年特化の学び直し支援
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51778810U9A101C1CR8000/

コーチング技術など、と記事では書いていますが、
きっとコーチングだと思われます。

おいおい、キャリアコンサルタント試験のお膝元である厚労省が、
キャリアコンサルティングでなく、コーチングに予算付けるのか?

といった疑問を感じる方もいると思いますが、
実は民間でも同じような流れがきています。

それがこちら、時事通信の記事です。
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000002.000049018&g=prt

パーソルキャリアさんの新サービスですね。
で、記事を読んでみると、これってまるっきりキャリアコンサルティングのことですよね?

「対話により、自らキャリアの課題を整理し、市場価値向上を実現することを支援します」
この謳い文句、まさにキャリアコンサルティング。

とまぁ、お国も大手企業も揃ってコーチング領域に参入、なニュースが駆け巡った11月でしたが。

皆様は、これを歓迎しますか?
それとも脅威だと感じますか?

本メルマガ読者の大半はキャリアコンサルタントの方ですから、システマティックアプローチ的に、
目標達成のスキルであるコーチングを学んでいる方も多いと思います。

ですので、学んだことを活かせる機会が増えそうだと歓迎する方もいらっしゃると思いますし、
キャリアコンサルティングが対人支援スキル的な競合の一面もあるコーチングに負けるかもと、
これは脅威だと思っている方もいらっしゃると思います。

この場合、どちらの見方も正解と言えますし、どちらも間違えていると言えます。

キャリアコンサルタント側に立つか、コーチング側に立つかで変わりますし、
歓迎や脅威といった感覚自体、私たちの単なる思い込みの可能性があるわけです。

自分のフレームだけで物事を見ていると、視野が狭くなります。
思い込みと言われるものにハマります。

大きな視点で見れば、キャリコン含む対人支援業が活発になるな、商機かもしれないな、
キャリコンでもそういったプラットフォームを作ってみようか、という発想にもなりますし、

小さな視点で見ても、だったらコーチングを習ってみるか、あるいは試しに受けてみるか、
自分のキャリアコンサルティング技術を磨くいい機会にしよう、という成長の礎にもなります。

マイナスばかり見ていても、何も起きません。

なので、多面的に物事を考える前提として、まず視点を変えて、
ご自身のフレームというフィルターを、前向きなものにしてみませんか?
という御提案です。

この御提案、そのままクライエントにも使えますね。
クライエントに、自身の思い込みを気付かせるには、フレームを変えるです。

リベラルコンサルティング協議会では、コーチングやカウンセリング、
コンサルティングスキルをどうキャリアコンサルティングに活用していけばいいのか、
セミナー等で提供できればと考えておりますので、ぜひイベントを確認して頂ければ幸いです。

時流を読むためのリベラルアーツ

こんにちは。
リベラルコンサルティング協議会の矢萩です。

いよいよ師走、みなさんも今年の締めくくりに、
来年への助走と奔走されているのではないかと思います。

そんな中、私事ですが本日12月2日、
新著『先生、この「問題」教えられますか? 教育改革時代の学びの教科書』(洋泉社)
を上梓させていたくことになりました。
数々の学校改革を手がける石川一郎さんとの共著になります。

今回は、この本に書いた内容を少しご紹介したいと思います。

この本、立て付けは「教師のための教科書」となっていますが、
教育をメタファー(比喩表現、例え話)として捉え、
組織の問題点やAI時代に必要となるスキルについて、
解説することを目的としています。

ですから、人事のみなさんやコンサルのみなさんにも役に立つ内容になっていると思います。

そもそも、今回の教育改革は社会からの要請によるもので、経済産業省も関係しています。
簡単にいうと、人口減少による「右肩下がりの世代」と呼ばれる世代において特に、
「社会で有用な人材が輩出されていない」
という現状と危機感に端を発しています。

OJTを始めとした研修やトレーニングができる余裕のある企業は良いですが、
そうでない組織において、
仕事に直結する基礎的なスキルや素養が身についていない採用は大きな負担になっています。

では、それらの問題をどう解決していけば良いでしょうか。
これは二段階に分けて考える必要があります。

まず、採用する側は、
時代の流れを把握した上で、必要なスキルを選別し、
それを有する人材かどうかを判断する能力が求められます。

次に、採用される側は、
時代が求めるスキル獲得のための最適な方法を把握するか、
そのために必要な学びを提供してくれるような機関を選択し、
自らを高めておく必要があります。

どちらも最終的な判断や決定の軸になるのはリベラルアーツだと言えます。

しかし、リベラルアーツの射程は余に広いため、
見失ってしまっている方が多いのではないかと思います。

そこで、僕が有用な視点として提示したいのが、
「AI・ロボットにできないこと」を原理的・構造的に知ることです。

国内のAIシステム市場は、あと5年で7倍まで伸びると予測されています。
そうなれば当然、あらゆる業界が働き方や必要なスキルの急激な変化にさらされます。

しかし、変化はある一定の領域から始まります。
そこを把握することが必要になってきます。

この辺り書籍にも書きましたので、是非ご参考頂ければ幸いです。

リベラルコンサルティング協議会では、
さらにキャリアやコンサルティングに即した形にして、
皆様に情報や方法を提供できればと考えておりますので、
ぜひ奮ってご参画頂ければ幸いです!

↓Amazon・全国書店にて12月2日発売です。
https://amzn.to/37N1Ps7

ノウハウの伝承とひよこ食いの違いは何か?

リベラルコンサルティング協議会の須田です。

このコラムは現在3人の理事、森田、矢萩、須田で書いています。

キャリアコンサルタントという共通項はあるものの、
リベラルアーツでつながっているわたしたち3人の現場は大きく異なり、
現在のところ顔を合わせることはあまりなく、殆どがZOOMでのWEB会議です。

しかし私は、このリベラルコンサルティング協議会の行く末が楽しみでなりません。

パートナーたちが次にどんな事業をし、その結果どのように世の中が幸せになるか、
それを考えると夜も眠れなくなることがあるほどです(笑)

さて、私の役割は何か?

発展?
いやいや、人生100年だとしても、そこを目指すのは違う。

サポート?
そんなものは、私より優秀な人たちに失礼です。

そんなとき、「ひよこ食い」という言葉に出会いました。
聴いたとき、よく意味がわからなかったので、検索しました。

すると・・・。

ひよこ食いとは、
主に税理士や社労士など開業したばかりの士業向けのビジネスですが、
美容室や飲食店など、広い意味で開業したばかりの個人事業主を、
そのターゲットとしたビジネスも含みます。

名目はいろいろで、
『すごい集客の手法教えます』
『失敗しない開業ノウハウ』
『起業コンサルティング』
『開業1年目限定セミナー』
などがあり、
基本的には、入り口は無料セミナーなどで集客し、
その後で高額な商品を販売する流れです。

で、高額な商品を売るだけ売って、フォローも何もない。
購買者の結果が出なかったら、その人のせい。努力が足りないと言い放つ。
そして、さらなる高額商品を売りつける。

ひよこがにわとりに成長する前に食べてしまうことで、
結果、独立を諦めさせる、
新規開店から僅か1年で倒産してしまう、
などを引き起こす原因となっています。
(某税理士事務所のHPより)

そういえば、先日のキャリアコンサルタントの合格祝賀会で声をかけられた人に、
このようなことを質問されました。

「キャリアの世界はひよこ食い+ネットワークビジネスだね?
先に入った人があとの人を生徒にして、ずっとロープレや講師をして食べてゆく。
現場に出てる君は珍しいタイプだね?」

確かに11年前、私が資格をとったときを思い返すと、
セルフキャリアドックもありませんでしたし、
大学にはキャリアセンターでなく就職課でしたから。

当時のキャリコンは傾聴の筋肉を鍛え、色々な適性検査や手法を身に着け、
多くが講師で食べていました。

しかし、それから11年。

社会は変わり、働き方改革や人生100年、
名称独占資格の私たちキャリアコンサルタントの活躍場面は無数に広がっています。

異論反論を覚悟して発言しますが、
ロープレをやる時間があれば、現場に出るべきです。
現場がないなら、周囲の悩んでいる人の話を聴くべきです。

その事例が、私たちを育てていきます。

少なくとも、リベラルコンサルティング協議会は、ひよこ食いはしない団体になります。
ノウハウの伝承をして、会員の方々と0から1を作り、
キャリアコンサルタントも社会も幸せにします。
大いに期待してください。

もうすぐ年末ですね。
飲みすぎ、食べ過ぎに注意して、素晴らしい毎日をお過ごしください。

キャリコンの単価を考える

リベラルコンサルティング協議会の森田です。

表題の件、結構気になる方が多いと思います。
私たちの単価はいくらが適正なのでしょうか?

2つの視点から考えますね。

1つめは、市場価格からです。他の人はいくらで実施しているのでしょうか?

数年前の、セルフキャリアドックに助成金が付いていた古き良き時代では、
1時間8,000円~10,000円で請け負っていた方が多かったです。私もそんな感じでした。

中には1時間15,000円と剛の者もいらっしゃいましたが、
まぁ助成金が絡むと比較的高く設定できますね。対企業ですし。

そんなセルフキャリアドックの助成金も終わって久しいですが、
対個人、対企業の単価で、私の見立てではありますが、おおよそ、
1時間5,000~8,000円が相場のようです。

あ、この単価は国家資格キャリアコンサルタントの単価ですね。
技能士の方はもう少し、10,000円前後に設定している方が多い印象です。

こういった市場価格に合わせて値段設定するのは、競合分析しているので、
受注に繋がりやすいですね。
ただ、キャリアコンサルティング一本で食べていくには、ちょっと辛いかもです。

では、2つ目の視点で考えてみましょう。

2つめは、自分の価値からです。クライエントに与える価値はいくらだろうか?
価値を金額換算したものですから、ある意味私たちの言い値ですね。

もし、私たちのキャリアコンサルティングを受けたクライエントが、
・望んでいた就職や転職が決まった、その結果年収アップ!
・職場に適応できてストレスがなくなった、その結果出世できた!
・過去のトラウマが消えた、その結果人生楽しくなった!
・やりたいことが達成できるようになった!

といった成果を出したら、果たしてその価値はいくらになるでしょうか?
金額換算にしたら、どれくらいの価値があるでしょうか?

私の知っているコーチングの方は、1時間30,000円の値付けをしていました。

果たして、私たちキャリアコンサルティングと何の違いがあるのでしょうか?

やっていることは、大差ないと思っています。
ただ、クライエントに価値を提供する、成果を出して貰う。

そのコミットの違いと、見せ方だけ、そう私は思っています。

そういった、単価の設定や上げ方についても、中小企業診断士の目線から、
協議会のイベントや講座でやっていこうと考えています。