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2022/03/29

視点よりも視座をもつこと

こんにちは。
リベラルコンサルティング協議会の猪瀨です。

僕は群馬の高崎で2020年4月に独立した、
30代の国家資格キャリアコンサルタントです。

中小企業の現場への積極的な介入を生業にしています。

ライフワークでは、キャリアコンサルタントの
認知度向上のために忍者のヨシ忍のプロデュースも
YouTubeで展開中です。

あ、今日はこれから講義動画の撮影です。

今回は最近とても勉強になった、とある経営者の方の
お話を引用させていただきつつ、僕が独立を決めた
きっかけを強引に絡めてお伝えしていきます。

このコラムをお読みいただいている方には、
これから独立を視野に入れている方も
いらっしゃるかもしれません。

ひとつのモデルとして捉えていただければ嬉しいです。

2年前の当時何をしていたかと振り返ると、
確かこんな感じです。

①社会保険労務士事務所内で部門マネジャー兼担当者
 (僕は社会保険労務士の資格は有していないのですがw)

②社内の人事担当責任者

③複業キャリアコンサルタント(今の活動の前身)

3つの役割を同時に回していて、
休みはほぼありませんでしたが、
(それでも、今よりはありますね)

それはそれで充実していましたし、
③については描いていた商品設計が緩やかにハマりだしていて、
クライアントからも価値を認めていただき、
色んな意味で調子に乗り始めていた頃でした。

ご支援させていただいている企業の社長・幹部の
皆様から、血の通ったとても暖かなフィードバックを
いただくことも増えて、

ファーストキャリアで打ちのめされた原体験
(機会があればこのコラムのどこかでもふれたいと思います)
を消化する、

というよりも昇華することが出来てきている、
生温かい実感がありました。

いい大人ですが、お打ち合わせ中にも関わらず
感涙することも多々ありました。

尾田栄一郎さん(ワンピースの作者)もビックリの、
それはそれは長い伏線回収と言った感じで。

代表理事森田さんの言葉を借りるなら、
恐らくここが「過去の自分を救った」
ポイントだと思います。

そうした手応えを感じつつ、
迎えた2年前の10月30日。

僕が所属している中小企業家同友会の高崎支部での例会。
(よい会社をつくるために経営者が学び合う場で、
変な体育会系のノリもなく有意義な場です)

講師はYouTubeのヨシ忍チャンネルでも
対談させていただいたskyの小林さん。

小林さんは冒頭の自己紹介で、
勤務税理士から独立に至る経緯をお話いただき、
経営者の伴走をしているというつもりでいたものの、

自分が雇用されている状態では覚悟が足らないと思い、
独立を決意したというお話でした。(確かこんな文脈w)

冒頭のその一言で衝撃を受けた僕は、
(少し気持ち悪いですが)

何だか自分だけに問われているような
(周波数を合わされているような)気がして、

その後の例会内容は一切頭に入らず、
独立したいというよりも

【社会によい会社を】

という哲学のもとには、自分も独立しなくちゃぁならないんだ
という決意を固めたことを記憶しています。

言い換えるならば、
視点ではなく視座をもたなければならないということです。

僕個人的には、
独立を志すのはどんなルートであってよいと思います。

今の仕事が合わないから環境を変えてフリーで活動したい、
セカンドキャリアとして一旗揚げたい、
自分らしい働き方をしたい等々。

最近、お会いしているキャリアコンサルタントの皆さんから
いただくご質問の中で、独立の経緯を聞かれることがあり、
改めてキャリアコンサルタントの覚悟と職業化という、

視点と視座をもつことの大切さを感じたところです。

キャリアコンサルタントとして企業様へご提案に行って
求められていると感じるのは専門的視点と共感的視座です。

これは間違いないです。

僕自身の活動実績と言える独立前の成約率23%から、
現在の成約率71%がひとつの証明です。

お読みいただいた皆さんの何にどのように
影響出来るか分かりませんが、
皆さんの現場での活動に何らかの形で参考になれば嬉しいです。

最後に、視点と視座をもつことという言語化を
丁寧にしてくださった経営者の方にお礼を申し上げます。

いかがでしたでしょうか??

今後も僕が担当する持ち回りコラムでは、
キャリアコンサルタントの実践×実戦者として、

この場だからこそお伝え出来る内容を
皆さんの未来に羽ばたくための活動に
少しでもお役立ていただければ幸いです。

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