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週2回セミナー講師になった私なりの理由
こんにちは。
リベラルコンサルティング協議会の猪瀨です。
さて、今回は僕にとっては鬼のようなスケジュール
(鬼殺隊はギリギリ出動しない程度)だった、
1月のセミナー・イベントの登壇を振り返りたいと思います。
タイトル通り、週2回のペースで全て違うテーマで
登壇をさせていただきました。
いずれも各種経済団体からのご依頼で、
オープンに出来る内容と出来ないものそれぞれです。
個人的にはクライアントの現場支援に関わるのが大好物で、
1秒でも長くその支援に携わりたいと思うタイプです。
とにかく自分のリソースはそこに張りたいのです。
その妨げになるもの(なりそうなもの)は、
領域を展開して一定の距離を取らせていただいています。
また、元々セミナーや研修講師といった仕事や職業も、
あまり好きにはなれないのです。
キャリアコンサルタント=セミナーや研修講師となる、
その自動思考気味の方々が多いことに起因しています。
多いということは、希少性がない。
希少性はともするとリスクになりますが、
大資本では出来ない選択です。
大資本ではない僕のようなスモールビジネス実戦者が
競争原理での優位性を発揮するには、
それらの価値基準とは一線を画す必要がある訳です。
また、ビジネスを設計するうえでセミナーや研修講師は
スポットで効果測定がし難いですし、
あとは単純にそれを大上段でビジネスにしたい人の
目の奥が受容的でない感じ(受講者と講師という優位性を
発揮してビジネスを優位に進めたいというドヤ顔)
を好きになれない(笑)。
といった個人的感情(これ自体、自動思考かも)、
そして何より破滅的なのは、
研修を受けて会社がよくなった!
という声をクライアントから聞いたことがないからかもしれません。
では、何故そんな僕が週2回もセミナー登壇を引き受けたのか?
実際のところ、この理由はたまたまだったのです。
・・・っておい。
実はこれも真実で、以前からお付き合いのあった方々から
たまたまこのタイミングでご依頼をいただき、
重なったというだけなのです。
(そこに至るには、勿論たくさんの伏線を張っていますが)
もうひとつの理由として思い当たるのは、
私自身の次なる挑戦でもあったということです。
まだまだ支援するクライアントを増やさなければ、
という想いもありますが、どこかビジネスが安定し、
起業から事業への移行期を迎えた印象があり。
このままでは成長がないという想いから、
次なる挑戦としての講師登壇もお引き受けしました。
当然、現場の支援も手は緩めていませんので、
正直なところコンフォートゾーンはゆうに超えて
ストレスゾーンではありましたが。
得たものはとても大きかったと感じています。
やはり、リスクを取ることはリターンに繋がるということです。
キャリアコンサルタントの職業化を目指す上では、
ある程度継続したビジネスになっていることが前提です。
以前、僕が独自に実施したアンケートでは、
キャリアコンサルタントとしてどんなイメージを連想するか?
については、人材紹介をする人に次いで研修講師でした。
将来的にはこのアンケートを全国でとった際に、
会社を元気にする人と言われたいですね。
お読みいただいた皆さんの何にどのように影響出来るか
分かりませんが、皆さんの現場での活動に何らかの形で
参考になれば嬉しいです。
最後に1月28日に開催したリベコの無料イベント
『キャリコンが企業領域で活躍する第一歩とは』
(代表理事の森田さんと、リベコ会員で
モデレーターの市場さんとの共催)
に参加いただいた方もいらっしゃると思います。
ご参加いただきありがとうございます。
個人的に無料セミナー登壇はお受けしていないのですが、
これも前述した理由で実施することとなりました。
ご好評だったようですので、折を見て開催する際には
またお会い出来ればと思います。改めてお礼を申し上げます。
いかがでしたでしょうか??
今後も僕が担当する持ち回りコラムでは、
キャリアコンサルタントの実践×実戦者として、
この場だからこそお伝え出来る内容を、
皆さんの未来に羽ばたくための活動に
少しでもお役立ていただければ幸いです。