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2019/11/05

変わる社会に対応する中心思考“何のため?”

リベラルコンサルティング協議会の森田です。

持ち回りコラムも1周し、2周目に突入しました。ここまで順調に回ったことを拍手~。
で、私、須田さん、矢萩さんと周り、3人の共通点が朧気ながらも見えてきたと思います。

もっと自由に、もっとクリエイティブに、自分自身をアップデートする。
そのためには、自らの哲学や教養を磨いていく必要がある。

そう、これがリベラルコンサルティング協議会でやりたいことなのです。
今までキャリア業界やコンサル業界で蔑ろにされていた部分を担いたい。
その中間地点こそリベラル。

それを実現するためには、私たち1人ひとりが、それぞれの目的地、ゴールを明確化する必要があります。
AIやロボットができるのは、過去の事例から導き出された、最適化された「共通のゴール」です。

であるならば、私たちができる、私たちにしかできないのは、
個人にカスタマイズされた目的地、ゴールを明確化することと言えるでしょう。

何のためにキャリアコンサルタントを目指したのか?
何のためにキャリアコンサルタントの資格を取得したのか?
何のためにキャリアコンサルティングを行いたいのか?
何のためにキャリア支援を行いたいのか?
何のためにキャリアを構築するのか?

トヨタ自動車の5回のなぜなぜ分析ですね。
「なぜ」を5回繰り返すことで当初は見えなかった問題の原因が見えてくるというメソッド。

このメソッド、複雑に見える問題解決プロセスを単純化し、問題の原因について深く考えてみるという行動を起こしやすい点はメリットなのです。
が、プロセスが合理化され単純化された環境では決してない、わたしたち心理系の分野ではそぐわない面もあります。

それに、なぜ?って聞かれると、質問より詰問に感じますから。
クライエントにはなるべく使いたくない質問ですよね、ラポールがあったとしても。

しかし、それぞれのゴールを深く認識し、それを中心として活動する、
中心思考でキャリアをデザインするためには、なぜなぜ分析は必要なことだと私は思います。

動けないとき、煮詰まったとき、悩んでいるとき。
そんなときの合言葉。「それって一体、何のため?」×5。

5回で足りなければ、10回でも。
出てきた答え、それがきっと、あなたの生き様です。

ぜひ、皆さんもご一緒に。
「それって一体、何のため?」