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2021/01/20

コロナ時代の就活 音大生編

こんにちは。
リベラルコンサルティング協議会の須田です。

大学生の就活を支援していると、
今年は4年生だけが苦しんでいるのではなく、
入学したての1年生も大きな不安を抱えています。

通常なら4月に入学し、長い受験勉強から解放され、
羽を伸ばし、サークルに入ったり、ゼミで先輩から学んだり、
情報収集ができるのですが、今年は2月からの自粛が長引き、
秋になっても授業はオンラインのみというところもまだあります。

1年生は授業は聞けても、質問したり、
情報を得たりができずにいます。

特に就活については、まだ早いという意識もありますが、
準備は早い方がいいという風評に影響され、
何かしなくちゃ!!と焦る学生が見受けられます。

私は前回でもお話ししたとおり、
川崎産業振興財団さんとご縁があり、youtubeを
一緒に作っているのですが、今回提案をして、
9月から低学年向けに「学生の就活都市伝説」
というテーマでメッセージを発信しています。

「スーツは黒しかだめなのか?
女子はスカートが有利か?
前髪は目にかかってはいけないのか?」

などという、驚くような質問を普段受けますので、
そのような番組を作りました。

9月を過ぎると支援している4年生が内定が出てきて、
これはこの方々に語っていただく方が、
私が解説するより伝わる!と思いまして、
ゲストを2組呼びました。

1組目は現役の音大生。

フルートのKさんは、
3年生なってすぐに私のところに相談に来ました。

「一般の就職を目指しているのですが、
やりたいことがみつかりません。
どうしたらいいですか?」

このような場合、「しかたなく一般」と、
「あえて一般」の2種類があり、
支援のやり方は大きく異なります。

Kさんは「あえて一般」でした。

従って、Kさんの強みを視覚化し、
企業のニーズとマッチングしてゆきました。

前半は自己分析と企業研究をがっつりやりましたが、
後半は私はほとんど何もしていません(笑)

さすが音大生!
努力は厭いませんし、コツがわかればどんどん動きます。

そしてKさんは見事デベロッパーに内定を獲得しました。

もう1名はクラリネットのIさん。

彼女は高校生からクラリネットに目覚め、
難関の大学に入った努力家です。

就活も彼女はスタートが遅く、
4年生になって相談にきました。

「教員を目指す、音楽教室の講師でなくて」
そこが見えてくると、スピードアップ。

とくにIさんは度胸があり、教員の試験というのは、
面接に加えて模擬授業がありそのテーマは大人の私たちでも、
とっさには答えられない難問が出ます。

しかし彼女は怖気ませんでした。
堂々と演じ、見事内定をゲット。

youtubeではその話をしています。
お時間がある方はぜひ、見てくださいね!!

2020年11月13日(金)14:00から無観客LIVE中継
「2022卒業生向け(就活の都市伝説)」
実際に求める人物像はどのような人か、
コロナ禍の就活でどのようにして内定を手にいれたか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は2組目の、IT企業の採用担当の方の、
コロナ時代の採用についてご報告します。

お楽しみに!!