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2019/11/30

キャリコンの単価を考える

リベラルコンサルティング協議会の森田です。

表題の件、結構気になる方が多いと思います。
私たちの単価はいくらが適正なのでしょうか?

2つの視点から考えますね。

1つめは、市場価格からです。他の人はいくらで実施しているのでしょうか?

数年前の、セルフキャリアドックに助成金が付いていた古き良き時代では、
1時間8,000円~10,000円で請け負っていた方が多かったです。私もそんな感じでした。

中には1時間15,000円と剛の者もいらっしゃいましたが、
まぁ助成金が絡むと比較的高く設定できますね。対企業ですし。

そんなセルフキャリアドックの助成金も終わって久しいですが、
対個人、対企業の単価で、私の見立てではありますが、おおよそ、
1時間5,000~8,000円が相場のようです。

あ、この単価は国家資格キャリアコンサルタントの単価ですね。
技能士の方はもう少し、10,000円前後に設定している方が多い印象です。

こういった市場価格に合わせて値段設定するのは、競合分析しているので、
受注に繋がりやすいですね。
ただ、キャリアコンサルティング一本で食べていくには、ちょっと辛いかもです。

では、2つ目の視点で考えてみましょう。

2つめは、自分の価値からです。クライエントに与える価値はいくらだろうか?
価値を金額換算したものですから、ある意味私たちの言い値ですね。

もし、私たちのキャリアコンサルティングを受けたクライエントが、
・望んでいた就職や転職が決まった、その結果年収アップ!
・職場に適応できてストレスがなくなった、その結果出世できた!
・過去のトラウマが消えた、その結果人生楽しくなった!
・やりたいことが達成できるようになった!

といった成果を出したら、果たしてその価値はいくらになるでしょうか?
金額換算にしたら、どれくらいの価値があるでしょうか?

私の知っているコーチングの方は、1時間30,000円の値付けをしていました。

果たして、私たちキャリアコンサルティングと何の違いがあるのでしょうか?

やっていることは、大差ないと思っています。
ただ、クライエントに価値を提供する、成果を出して貰う。

そのコミットの違いと、見せ方だけ、そう私は思っています。

そういった、単価の設定や上げ方についても、中小企業診断士の目線から、
協議会のイベントや講座でやっていこうと考えています。