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2021/12/23

リアルタイムで再編集すること

こんにちは。
リベラルコンサルティング協議会の矢萩です。

現代はその気になればかなり多くの情報を、
家に居ながらにして得られる時代です。

ですから昔に比べて、
たとえ偏っていたとしても世界は広がっていますし、

面識のあるなしに関わらなければ、
登場人物も増えているはずです。

情報や登場人物が増えれば、
その分違う価値観が混ざってきます。

そこで大事になってくるのが「整合性」です。

全体が違和感なくキレイに整っているかどうか。
僕たちは「整合性」がとれているものに対して、
信頼を置きます。

なぜなら、一貫してるほど予測しやすいからです。

「この人だったら変なことはしないだろう」
という感覚が信頼を育てていきます。

つまり、たくさんの情報を一つのカタマリとして捉えたときに、
全体としてズレがないか、違和感がないか、

ということに繊細になることが、
自分自身の「信頼」づくりにもつながっていきます。

個人の場合ならば、
過去から一貫して同じことを言っているかどうかや、

SNSなどでの発言と著書や対面での発言のギャップがない
ことが信頼に繋がりますし、

ズレがあれば炎上した時に油を注ぐことになります。

好意的に見ている場合でもなんだかモヤモヤすることが増えると、
少しずつ心は離れていくものです。

集団の場合も同じです。

たとえば、
同じ志で集まっているメンバーだという前提なのにも関わらず、

みんなが本当にバラバラなことを言っていれば混乱を招きますし、
当然信頼を得ることが難しくなります。

ここで大事なのは実際にどうかではなく、

「どう見えるか」

ということです。

もちろん、実際の内容が大事なのは言うまでもありませんが、

「使う言葉が違うとズレて聞こえることがある」

ということです。

ですから、他の理事がどんな文脈でどんな言葉を
使っているのかを分析して、

僕の用意していた物語に組み込んで調和させながら話す、
ということをしていたんです。

実はこういうことを無意識に自然にやっている方も
いらっしゃるのですが、

是非意識してコントロールすることで、
一段上のラポール形成に役立てて頂ければ幸いです。

※個別にコンサルや研修などのお問合せを頂いておりますが、
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 詳しくは、
  https://note.com/yahagikunihiko/
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