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2021/07/20

コンサルタントは何をすべきか?

こんにちは。
リベラルコンサルティング協議会の須田です。

先日ショッキングな問いかけを受けました。

政府に近いところの方から、

「キャリアコンサルタントでないとできないことって、
あるのですか?」

単純に聞いているというよりは、
どちらかというと懐疑的な質問。

士業の方にはこのような質問をする必要がなく、
視覚化できていると思います。

しかし、

国家資格化し、コンビニの数より多いといわれる
5万人を超えたキャリアコンサルタントの業務、
その見える化ができていない。

私たちの資格は「名称独占資格」であり、
かつ面談のイメージが密室で守秘義務に守られ、
外から見ていて成果がわからないのでしょう。

私はキャリアの業界が今年でちょうど40年なのですが、
今まで私が何をしてきたかを考えると、
所属する組織は常に変われど、どこにいても、

本人あるいは組織が気付いている課題、
気付いていない課題の視覚化、
そして必要なら解決支援をしてきました。

従って相談業務は目的でなく手段。

必要ならコンサルティング、あるいはコーチング。
グループワーク、家族カウンセリング。

もっと言えば、戦略作り、営業計画立案、採用支援、
定着支援。

これは人材会社の出身だからでしょう。

右肩上がりの時代に、最初は御用聞き営業。

「派遣の人はいりますか?」

そのうちに競争が激しくなり、企業のニーズは多様化。
個人の生き方も色々になると、
御用聞き営業と順列組み合わせのマッチングだけで
売り上げがあがらなくなり。

企業の方に組織や経営計画をお聞きし、
それにあう人材を視覚化し、提案してきました。

ここまでしてくれる派遣会社はそうはありませんので、
深耕開拓が進み、顧客がロイヤルカスタマー化し、
売り上げがどんどんあがってきました。

今の私は人材営業ではないのですが、
しかしやっていることは同じかもしれません。

「須田さん、セミナーやってくれる?」

と呼ばれると、一生懸命一緒に考えます。

すると顧客は必ずリピートしていき、
また成果も出ますので、評価があがります。

コンサルタントは何をすべきか?

今日の最初の問いかけに、私は、

「自分の自己実現の為に」
「自分の会社を大きくするために」

という時代は終わったと思います。

付け焼刃の知識でなく、
コンサルタントが専門分野をしっかり持ち、
顧客の課題を解決支援してゆく。

そのようなコンサルタントがいれば、
アフターコロナも怖くはない、私はそう思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。